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拉致被害者家族の訴え

県政所感

2025.11.29

グランシップで開催された「拉致問題を考える国民の集いin静岡」に、静岡県議会北朝鮮拉致問題早期解決促進議員連盟の一員として、参加しました。

北朝鮮が拉致を認めて5人の被害者が帰国してから23年の歳月が流れました。親世代でご存命なのは、横田めぐみさんの母上、早紀江さんという現実です。

県内にも拉致の可能性を排除できない失踪者が11名いて、お二人のご家族が悲痛な訴え、そしてめぐみさんの双子の下の弟さん・哲也さんの講演を聞きました。早紀江さんはまもなく90歳になられるそうです。
愛情深く育て温かい家庭を築いて、突然襲われためぐみさんの失踪。どれだけ悲しくて寂しくて苦しかったか、筆舌に尽くしがたい。

私の実家は産経新聞と朝日新聞、真逆の新聞2紙をとっていましたが、遠い記憶の中に産経新聞のスクープ、海岸沿いでアベックが失踪してる、という記事を当時読みました。
その時は、なんだろう。。気になる。。
謎めいたその記事のことを再び思い出したのは、
その後北朝鮮による拉致問題が明るみに出た時です。

いずれにせよ、時間がない。
めぐみさんも60〜61歳になられる。
日本国民が自分事として、拉致問題を考え、政府による一歩踏み込む交渉を期待したい。

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